フライディと私シリーズ第十五作
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 あとがきです。長いです。
 
 まずは最後まで読んで下さってありがとうございます。初めて書いた「フライディと私」からここまで本編だけで原稿用紙約450枚、番外編を入れて540枚と、1年で薄い文庫本くらいのお話に育ちました。まだ「フライディと私」と「優しい花」しかない状態で開設した無謀なサイトを見守ってお付き合い下さった皆様、読切といいつつ途中から読み始めるとよく分からないシリーズをさかのぼって読んで下さった皆様、ありがとうございます。この話が初めての方は、もし気に入って下さったらお時間のある時にでも一作目から読んで頂けると嬉しいです。
 
 今回は各ページ冒頭に画像を挿入しました。一定の条件で利用許諾された作品をお借りしています。カラーの花とフルーツケーキは画像でご覧になった方が分かりやすいと思ったのですが、いきなりで驚かれたでしょうか。お邪魔だったら申し訳なかったです。
 サイト内をもっと飾った方がいいのかなーと時々思ったりもするんですが、元々自分が『装丁に凝った本より手軽に読める文庫本』派なので、つい殺風景なページを作ってしまいます。評判が良ければ今後も画像を入れて……と最初は思ったんですが、画像探しに何日もかかったので多分次回はまた画像なしになります。
 
 サイト開設一周年記念ということで、フライディとロビンもいろいろと一区切りつきました。前にログ(ブログ)でつぶやいていた通り、この話の元になるお話は(自分が我慢できなくて)ずいぶん前に書いてあって、もういくつかエピソードをはさんでからここに辿りつくつもりだったのですが、もうこの二人は1年もじれじれしてたし一周年だしいいかなと(笑)。
 二人で過ごした夜についてはあれで終わりです。裏や隠しページも作りません。全年齢向けで書きはじめたので途中で年齢制限というのは読んで下さった方を裏切るようだし、二人の関係の進め方はむしろ未成年の方に読んで頂きたいので(検索サイト様の登録も「さわやか青春ラブコメディ」にしたし)、物足りない方はドエロでもあまあまでもお好きなようにご想像下さい。(フライディもベッドの上ではふざけないという裏設定だけお知らせしておきます)
 
 どことも知れぬ架空の国が舞台ですが(無人島で王子様と出会うなんていう話でそんなにリアリティを求めなくてもいいような気もしてるんですけど)、一応毎回下調べはしてます。
 誕生日にまつわる色々の風習はイギリスあたりのものですが、地域をどこと決めてしまいたくないので、成人年齢や大人な関係が認められる年齢は世界標準にあわせました。
 ちなみに北米の一部地域では5歳以上年上の成人が未成年(18歳未満)と性交渉をもつと合意の上でも法的に強姦として罰せられるそうです。意外と厳しいですが(多民族国家だから外見と年齢が一致しにくい分、厳密に年齢で区切るのかも)社会的に見てフライディとロビンの7歳の年齢差はそれくらいの配慮が必要なんだなと改めて思いました。偉いぞフライディ。ガーディアンになる前は口説く気満々だったけど、7歳下の彼女なんて初めてだったから勝手が違ったということにしておこう。(これで北米一部地域を舞台としていないことが確定)
 あ、なんかラブシーンは書かないと言いつつその話ばっかりですみません(笑)。
 
 ここで一区切りついたものの、このシリーズはまたここから普通に続いていきます。二人の話をメインにしつつキャットのフィレンザ実家訪問や、番外編でアートとアンやキャットの両親の話、まだ主役になってないベンの話なども書いていきたいと思ってますので、また読んで頂けたら嬉しいです。それではまた。
 
2010/01/24 ページのP拝
 
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